新湾岸道路で要望書 千葉県と6市が国交省に

新湾岸道路で要望書 千葉県と6市が国交省に

 都心と千葉県内を結ぶ新たな湾岸道路の整備促進に向け、県と関係6市が5月26日に設立した期成同盟会が30日、国土交通省を訪れ、早期に計画の具体化などを求める要望書を提出しました。

 国交省を訪れたのは、熊谷知事と、千葉市や市原市など関係する6市の市長らです。

 県と6市は26日に新湾岸道路の整備促進に向けた期成同盟会を設立し、30日は、その期成同盟会として、豊田俊郎副大臣に要望書を手渡しました。

 要望では、外環道の高谷ジャンクション周辺から、京葉道路の蘇我インターチェンジ周辺、それに、館山道・市原インターチェンジ周辺までの湾岸部で、早期に計画の具体化を図ることなどを求めています。

 要望後、取材に応じた熊谷知事などによりますと、豊田副大臣からは「国交省としても早期整備の考え方で一致している」として、6月にも関係者で会議を開き、検討に向けた議論をスタートさせる考えを示したということです。

千葉県 熊谷俊人 知事
「国も県も沿線市も、新湾岸道路の重要性を認識したうえで、早期実現に向けて動き出していく、その一致がみられたということで、われわれもうれしく思っている」

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