レッドソックス猛追及ばず地区最下位転落 吉田正尚3安打1打点

【レッズ9-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは今季好調の相手先発ベン・ライブリーを打ちあぐねると、投手陣が徐々に失点を重ね、0対3で迎えた7回表には痛恨の5失点。終盤には猛反撃を見せたものの最後はかわされ、8対9でレッズに敗れて地区最下位転落となった。これで4連勝としたレッズは6回途中無失点の好投を見せたライブリーが3勝目(2敗)をマークし、6番手のアレクシス・ディアスが13セーブ目を記録。レッドソックスは先発のブライアン・ベヨが3敗目(3勝)を喫している。

2回表に先制を許したレッドソックスは、直後の攻撃で一死満塁のチャンスを作ったものの無得点に倒れると、5回表、6回表に1点ずつを奪われ0対3とリードを広げられてしまう。打線も相手の中継リレーに本塁生還を阻まれるなどなかなか反撃の糸口を掴めずにいると、7回表には3番手のジョエリー・ロドリゲスが制球を乱し、押し出しの四球とホセ・バレーロの2号グランドスラムを許してこの回5失点を喫してしまった。それでもレッドソックスは7回裏に3点を返すと、9回裏には5連打で1点差まで迫るなど意地を見せたが、最後はトリストン・カサスが三振に倒れ力尽きた。

レッドソックスの吉田正尚は「4番・左翼」でスタメン出場し、四球、セカンドゴロ、センター前ヒット、センター前ヒット、左中間タイムリー二塁打で4打数3安打1打点。3試合連続のマルチ安打をマークし、9回の第5打席では追撃のタイムリー二塁打を放つ活躍を見せた。今季の成績は打率.313、OPS.875と好調をキープ。また、守備面でも3回表二死1・3塁の場面でライナー性の打球をスライディングキャッチで抑えて相手の追加点を阻止するなど、チームの勝利にはつながらなかったものの攻守にわたる活躍を見せた。

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