エンゼルス3連戦勝ち越し 大谷の2打席連続弾などで大量12得点

【エンゼルス12-5ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

1勝1敗で迎えたエンゼルスとホワイトソックスの3連戦最終戦は、エンゼルスが大谷翔平の2打席連続弾などで4回までに8点を奪うと終盤にも得点を積み重ね、5本塁打を含む13安打12得点の猛攻でホワイトソックスを圧倒。12対5で勝利し3連戦勝ち越しを決めた。エンゼルス先発のハイメ・バリアは5回1失点で2勝目(2敗)をマークし、3番手のタッカー・デービッドソンは2セーブ目を記録。ホワイトソックス先発のランス・リンは6敗目(4勝)を喫した。

エンゼルスは序盤から長打攻勢を披露し一気に試合を決めた。1回表にマイク・トラウトの13号2ランで先制すると、1点を返された直後の3回表には大谷の14号2ランとジャレッド・ウォルシュの2点タイムリー二塁打で4得点。さらに4回表には大谷が2打席連続となる15号2ランを放って8対1とリードを広げた。エンゼルスは終盤にもテイラー・ウォードの6号2ラン、チャド・ウォラックの4号ソロが飛び出すなど終始打線が止まらず、最後は主軸のトラウト、大谷を下げる余裕の展開となった。

「3番・DH」でスタメン出場し、第1打席をセンターフライで終えたのち2打席連続ホームランを放った大谷は、7回表の第4打席も四球で出塁し、3打数2安打2本塁打4打点。今季の成績を打率.269、15本塁打、38打点、OPS.883とし、本塁打数はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を追走するリーグ2位に浮上した。チームは翌日から敵地で同地区2位のライバル・アストロズとの4連戦を控えており、大谷も2戦目に先発登板予定。調子を上げてきた大谷の活躍が、前半戦のひとつの山場を迎えるエンゼルスにとって欠かせないものとなる。

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