「とちぎパラスポーツ推進センター」が宇都宮市内にオープン "パラスポーツの普及を進める拠点"

 2022年に栃木県で開催された全国障害者スポーツ大会を受け、パラスポーツの普及を進める拠点が1日、宇都宮市にオープンしました。

 県が宇都宮市のとちぎ福祉プラザ障害者スポーツセンターに設置したのは、「とちぎパラスポーツ推進センター」です。県や運営を請け負った県障害者スポーツ協会の担当者らが出席して、開所式を行いました。

 このセンターは、去年(2022年)10月に栃木県で開催された全国障害者スポーツ大会のレガシーを継承し、スポーツを通じた共生社会を実現するため設置されたものです。協会の事務局長がセンター長を務め、職員4人がアドバイザーとして運営にあたります。

 センターでは、スポーツを始めたい障がいがある人を競技団体と結び付けたり、練習に支援が必要な選手にボランティアを派遣したりする業務を担います。今後、競技団体や指導者、選手などからの相談を受け、具体的なニーズを把握していくということです。

 今年(2023年)の全国障害者スポーツ大会は、10月末に鹿児島県で開かれますが、大会のあとの11月にはパラスポーツを体験できるスクールの開催を予定しています。

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