クラフト作品や食べ物楽しんで 八幡平で4日、初の「もいり市」

「もいり市」への来場を呼びかける高村まりさん

 岩手県内のクラフト作家や飲食店など約30店舗が集うクラフトイベント「もいり市」は4日、八幡平市松尾寄木の県民の森・森林ふれあい学習館フォレストアイで初めて開かれる。

 市内のクラフト作家でつくる実行委と市商工会女性部の共催。陶器や羊毛人形、漆工品などのクラフト作品やさまざまな飲食物を楽しめる店舗が並ぶ。

 もいりは、森とアイヌ語で家族を意味するイリ(iri)を組み合わせた造語で「自然の豊かさを感じる場所で家族の温かさに触れるようなイベントにしたい」との思いが込められる。

 同市平舘の陶器工房「tamari(タマリ)窯」の高村まり代表(35)が出産や子育てで市外の催しに参加しづらくなったことから開催を思い立ち、実現した。

 午前10時~午後3時。

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