栃木県誕生150年 県と同じ創立150周年を迎えた小学校で記念式典 宇都宮市清原北小学校

 栃木県が誕生してから150年の今年(2023年)、栃木県と同じ1873年に開校した宇都宮市の小学校で3日、記念の式典が行われました。

 3日、創立150周年の記念式典が行われたのは宇都宮市の清原北小学校です。学校は1873年・明治6年に当時の芳賀郡稲毛田村に格致館慎微舎として開校しました。その後、1915年・大正4年に、現在の場所に移転して清原尋常小学校北校と名称を改めた5月24日が創立記念日となっています。

 小口省吾校長は「150歳の誕生日を沢山の人とお祝いすることができた。ここにいるすべての人が清北小を誇りに思い50年、100年と輝き続けてほしい」とあいさつしました。

 清原北小学校は2005年度から、通学区域に関わらず市内全域から入学できる小規模特認校に指定されていて、全校児童113人のうち約半数が学区外から通っています。「小規模校」としての強みを生かした「会話」の授業では、全校児童で演劇に取り組みコミュニケーション能力や日本語の表現力の向上を図っています。

 式典の後に行われた記念の音楽鑑賞会では、児童たちが自ら作詞した学校のオリジナルキャラクター「な~べ~」のテーマソングが披露され、150年の歴史に華を添えました。

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