レッドソックスがレフスナイダーと契約延長 「とても恐れ多い」

日本時間6月4日、レッドソックスはロブ・レフスナイダーと2024年まで契約を延長したことを発表した。2025年は球団側に選択権のあるオプションとなっており、レフスナイダーの年俸は2024年が185万ドル、2025年が200万ドルとなる。遊撃以外の内外野6ポジションを守った経験があるレフスナイダーは左腕キラーとしても重要な戦力となっており、レッドソックスはその貢献度に報いる形で契約延長をオファー。なお、レフスナイダーは2024年シーズン終了後にFA予定のため、オプションが行使されなければFAのタイミングは変わらない。

現在32歳のレフスナイダーは2015年にヤンキースでメジャーデビューし、ブルージェイズ、レイズ、レンジャーズ、ツインズでのプレーを経て、2021年12月にレッドソックスと契約。昨季は57試合に出場して打率.307、6本塁打、21打点、OPS.881の好成績を残し、特に左腕に対しては打率.359、OPS1.005と強さを発揮した。今季はここまで35試合に出場して打率.284、1本塁打、17打点、OPS.803と堅実な働きぶり。左腕に対して打率.365、OPS.957と左腕キラーは今季も健在である。

契約延長を手にしたレフスナイダーは「とても恐れ多い」と謙虚にコメント。家族や友人からたくさんの祝福メッセージをもらったという。「できればオフの日とかに妻と一緒にお祝いしたい。ベビーシッターが来られる日に、ワインを飲みながら、山あり谷ありの思い出について語り合いたいね」とレフスナイダー。キャリアの大半をロースター争いに費やしてきたレフスナイダーにとって、今回の契約延長はそれだけ大きな意味を持つものなのだ。

レッドソックスのハイム・ブルームCEO(チーフ・ベースボール・オフィサー)は「ロブはこのチームに加入してから攻撃と守備の両面でチームの勝利を手助けするために多くのことをやってくれた。素晴らしい選手だよ」とレフスナイダーのことを高く評価。レフスナイダーによると、ここ2シーズンの活躍は、レッドソックスで出会ったピート・ファッセ打撃コーチの存在が大きいという。レッドソックスで恩師と出会い、安定した地位も手に入れたレフスナイダーは、今後も地味ながらも貴重な働きでチームに貢献していくに違いない。

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