【安田記念】ソングラインが連覇達成…東京マイルG1・3勝目

6月4日、東京11Rで行われた第73回安田記念(3歳上オープン・G1・芝1600m・1着賞金=1億8000万円)は、戸崎圭太騎乗の4番人気、ソングライン(牝5・美浦・林徹)が、同レース連覇を達成、G1・3勝目をマークした。勝ちタイムは1分31秒4(良)。

2着に3番人気のセリフォス(牡4・栗東・中内田充正)、3着に1番人気のシュネルマイスター(牡5・美浦・手塚貴久)が入った。

G1を連勝

ソングラインが安田記念を連覇達成し、前走のヴィクトリアマイルに次いでの勝利でG1連勝となった。この勝利で東京マイルG1・3勝目と得意のコースできっちり結果を残した。レースでは大外枠から中団につけて追走。直線勝負で馬場の真ん中からスパートを開始すると、先に抜け出した武豊ジャックドールと、それに続いたセリフォスを猛追。坂を登って余力ある走りで一気に先頭に立ち、G1馬10頭が参戦した豪華な一戦を制した。

安田記念を勝ったソングラインは、父キズナ、母ルミナスパレード、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は15戦7勝。重賞は2021年富士ステークス(G2)、22年1351ターフスプリント(G3)、安田記念(G1)、23年ヴィクトリアマイル(G1)に次いで5勝目。鞍上の戸崎圭太騎手は同レース2勝目、管理する林徹調教師は2勝目。

© 株式会社競馬のおはなし