ネイマール、PSG退団を発表したメッシに惜別のメッセージ

写真:メッシの退団に伴い、愛のメッセージを送ったネイマール ©Getty Images

パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマールが、2022-23シーズン限りで同クラブから退団することを正式発表したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対し、自身のツイッターアカウントで惜別のメッセージを送った。スペイン『アス』紙の電子版が伝えている。

PSGは6月3日にリーグ・アン最終節クレルモン戦に臨み、これがメッシのラストマッチとなった。メッシは先発フル出場したものの得点には絡めず、チームも2-3で敗戦。一方のネイマールは3月に右足首を手術して以降は欠場を続けており、この試合でもピッチには立たなかった。

メッシとネイマールは2013年にバルセロナでチームメートとなり、親友とも呼べる関係を築いた。また、ピッチ上ではウルグアイ代表FWルイス・スアレスも交えた“MSNトリオ”として一世を風靡した。

2017年にネイマールがPSGに移籍したことで一度は袂を分かったが、2021年にパリの地で再びチームメートとなり、2年間をともに過ごした。

最終節の翌日、ネイマールは自身のツイッターにメッシとの仲睦まじい様子をとらえた2枚の写真とともに、次のようなメッセージを記した。

「兄さん……俺たちが想像していたような去り方ではなかったけど、あらゆる努力はしてきたと思う。ここで再び2年間一緒に過ごすことができてうれしかった。新しいステージでのキャリアが素晴らしいものになり、より幸せな日々を過ごせることを祈っています。愛をこめて」

ちなみにこのツイートが公開された時、ネイマールはちょうどF1スペインGPを観戦しており、隣にはPSGのチームメートであるキリアン・エンバペの姿もあったという。

また、メッシはすぐにこのツイートに反応し、次のように返している。

「ありがとうネイ! 何よりも、君と一緒にプレーし、日常を共有できたことが楽しかった。君の健闘を祈っている。君は素晴らしいクラックであり、最高の人物であり、大きな価値を持つ男だ。ネイマールへ、愛をこめて」

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