第24回高田城ロードレース大会が4日、上越市高田城址公園陸上競技場周辺を発着に高田地区から春日地区にかけて行われた。競技のあった午前に夏日となる暑さの中、ランナーは水分を補給しながら、城下町の風情ある町並みを駆け抜けた。
昨年を約350人上回る2095人がエントリー。うち1865人が出場し、1858人が完走した。北は北海道苫小牧市から南は那覇市、沖縄市まで。最高齢は男性が84歳、女性が81歳。
種目はハーフマラソン、10キロ、5キロ、3キロ、ファミリーの部で、午前7時30分から順次スタート。ハーフマラソンはタイムごとに4グループに分かれ、時差出発した。声出し応援などの制限はなくなり、沿道で家族や友達の声援や激励を受けた。チームや企業のユニホームを来た走者が目に付いた。
ファミリーの部に参加した和田祐輔さん(42、上越市寺町3)は「息子が出たいと言ったので親子で出ようと。ついて行くのがやっと、きつかったけどゴールしたら達成感がある」と笑顔。祐太朗君(大町小4年)は「苦しかったけど楽しかった。今後も出てみたい」と意欲を見せた。
女性最高齢の小出宣子さん(81、同市南本町2)は17回目の出場で、週に2~3日6キロずつ走っているという。5キロを完走した後「きょうは楽でした。自分のペースで休まず走れた。20回を目指して頑張りたい」と穏やかに話した。
大会名誉会長の中川幹太市長は開会セレモニーで、「体調や水分補給に注意し、今まで培ったものを全て発揮できるように頑張ってください」と激励。ハーフマラソンのスターターを務めた後、5キロに出場し、健脚を見せていた。
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ハーフマラソンスタートの動画