日光市の切断遺体事件 新たに「切断遺体の両足」が日光市内の空き家から発見

 日光市のゴルフ場跡地で去年(2022年)1月、切断された男性の遺体が見つかった事件で、新たにこの男性の両足部分が日光市内の空き家から見つかったことが分かりました。

 この事件は去年1月、日光市のゴルフ場跡地でスーツケースやスポーツバッグなどの中から、切断された胴体や頭部などが見つかったものです。被害者は40歳から70歳くらいの男性で、日本を含む東アジア人の可能性があります。

 捜査関係者によりますと、別の事件で捜査していた高齢の男が、遺体に関する情報を提供したため、今年(2023年)2月ごろに捜査員が複数箇所を捜索したところ、空き家で両足を発見したということです。足のDNA型は去年見つかった頭部などのものと一致しました。

 この空き家からは今年5月、詐欺の疑いで逮捕・起訴された無職の男の指紋も検出されていることから、この男が何らかの事情を知っている可能性があるとみて警察は関連を慎重に調べます。

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