シルク・ホースクラブが業界初の新サービスを発表…競馬場以外での口取り撮影が可能に

一口馬主クラブの大手、シルク・ホースクラブが5日、一口馬主業界初の新サービス「シルクXR」を報道陣向けに公開した。同サービスは競馬場以外での優勝記念撮影(口取り)が可能になるというもので、東京・赤坂に新しくオープンしたシルク・ホースクラブのギャラリーで会員向けに設置されている。

口取りに参加しているようなリアルな体験が可能

同サービスを導入するに当たって、PRの担当者は「当クラブは500口で募集を募っており、優勝記念撮影(口取り)には倍率の高い抽選に当選した方のみが参加出来る状況でした。少しでも会員の皆さまに愛馬を身近に感じてもらいたいという思いからサービスを導入しました。」とコメント。また、同クラブの米本代表は実際、「東京ドームで野球を見た際にこの撮影技術を体験して興味を持った。」と語っており、新ギャラリーオープンのタイミングと相まって、同技術を提供する日本テレビ担当者に熱烈にアプローチし、サービス提供が実現した。

シルクXRは、日本テレビが開発した没入体験型サービス「mixtaIMMERSIVE Shot (ミクスタイマーシブショット)」とのコラボレーションで、これまでにない競馬のAR(拡張現実)システムを搭載した機器となっており、まるで優勝記念撮影に参加しているようなリアルな体験を可能としている。当面の間は重賞勝利時の対応としており、サービスを体験するには事前予約が必要とのこと。

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