プホルスがコミッショナー特別補佐に 通算703本塁打で昨季引退

日本時間6月6日、MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーはアルバート・プホルスがコミッショナー特別補佐に就任することを発表した。プホルスは選手関係や母国ドミニカ共和国に関する問題など、様々なトピックについてMLBと相談しながら活動していくことになる。また、プホルスは日本時間6月5日に行われたカージナルス対パイレーツの試合で解説者デビューしたばかりだが、「MLBネットワーク」の解説者として同局の番組に出演することも発表された。

マンフレッド・コミッショナーは歴代4位の通算703本塁打を記録して昨季限りで引退したプホルスについて「アルバートはフィールド上での数多くの業績だけでなく、球界の代表としてリスペクトされている人物です。彼は我々のコミュニティに変化をもたらすことに大きな関心を寄せています」とコメント。「我々はアルバートが他の元選手たちと一緒に球界にとって大切な仕事をしてくれることを楽しみにしていますし、我々の取り組みに対する彼の考え方を受け入れます」とプホルスのコミッショナー特別補佐就任を歓迎した。

プホルスは「キャリアの次のキャリアについてとてもワクワクしています。マンフレッド・コミッショナーと私は、ドミニカ共和国の野球を発展させるという同じパッションを共有しており、一緒に何を成し遂げることができるか楽しみです」とコメント。また、「MLBネットワーク」の解説者を務めることについては「ファミリーの一員になる機会をいただき、感謝しています。私は初期から同局の大ファンであり、仕事をスタートさせるのが待ち切れません」と語った。

MLB機構ではケン・グリフィーJr.やカル・リプケンJr.といった殿堂入りの面々のほか、CC・サバシア、ラウル・イバニェス、グレガー・ブランコ、ラジェイ・デービス、アダム・ジョーンズ、ダン・オテロら元選手たちが様々な役割を担っており、プホルスもそのグループに加わることになる。現役引退と同時にエンゼルスとの10年間の個人サービス契約がスタートしたプホルスだが、その影響力の大きさをエンゼルスだけでなく、球界全体のために活かしていくことになった。

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