マーリンズ・アライズ 4試合連続のマルチ安打で打率.401に上昇

【ロイヤルズ1-6マーリンズ】@ローンデポ・パーク

マーリンズは5回裏に一挙5点を先制し、ロイヤルズに6対1で勝利。明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めただけでなく、今季最長の5連勝で貯金は今季最多の6となった。マーリンズ先発のヘスス・ルザードは7回86球を投げて被安打2、奪三振8、与四球0、失点1と安定したピッチングを見せ、5勝目(4敗)をマーク。ロイヤルズ先発のザック・グレインキーは4回まで無失点に抑えていたが、5回裏に捕まり、6敗目(1勝)を喫した。

4回までグレインキーの前に無得点に抑えられていたマーリンズ打線が5回裏に爆発した。先頭のヘスス・サンチェスの5号ソロで均衡を破ると、一死満塁からルイス・アライズにタイムリーが出てグレインキーをノックアウト。二死後、ブライアン・デラクルーズの二塁打で走者3人が生還し、一挙5得点のビッグイニングとなった。6回表にルザードの暴投で1点を返されたが、7回裏にデラクルーズが押し出し四球を選び、1点を追加。6対1で快勝し、連勝を5に伸ばした。

前日の時点で打率を.399まで上げていたアライズは、4打数2安打1打点の活躍で打率4割台に突入(.401)。テッド・ウィリアムスがメジャー最後の打率4割を達成した1941年以降、チームの開幕62試合終了時点の打率としては、1993年のジョン・オルルドに並ぶ9位の高打率となっている。アライズは昨季アメリカン・リーグの首位打者に輝いており、リーグを移籍して2年連続首位打者となれば史上初の快挙。直近4試合で17打数12安打と猛烈に打ちまくっているが、現在の勢いがどこまで続くか注目だ。

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