内藤剛志主演「警視庁強行犯係 樋口顕」新作SPが放送!「花言葉をヒントにぜひ謎解きを楽しんで」

テレビ東京系では、6月26日に月曜プレミア8「今野敏サスペンス 雛菊 警視庁強行犯係 樋口顕」(午後8:00)を放送。内藤剛志主演の大人気シリーズが新作スペシャルドラマで帰ってくる。

本格警察小説の名手・今野敏氏の原作による本格ミステリーをドラマ化した「強行犯係 樋口顕」シリーズは、20年にわたりスペシャルドラマとして12作が放送され、2021年には「金曜8時のドラマ」枠で初の連続ドラマとして放送された。警視庁刑事部捜査一課強行犯係の警部・樋口顕を、これまでのシリーズ同様、数々の刑事役を務めてきた“刑事ドラマのスペシャリスト”内藤が熱演する。

さらに、樋口警部の盟友にして最大の理解者である警視庁生活安全部少年事件課の警部・氏家譲役の佐野史郎、強行犯第三係を見守る警視庁刑事部捜査一課の管理官・天童隆一役の榎木孝明、ジャーナリストとしての情熱を持った新聞記者・遠藤貴子役の矢田亜希子、天童管理官の遠縁であり樋口の部下・菊池和馬役の佐野岳、藤本由美役の片山萌美、中田裕之役の小松利昌らレギュラーキャストもそろって出演する。

芝浦埠頭で太田ひろ子(生駒里奈)の絞殺体が発見され、警視庁捜査一課・強行犯係の樋口らは捜査を開始する。氏家の情報により、被害者には6年前に夫・山下淳史(武田航平)と愛人・菜摘(瀬戸さおり)の間に生まれた子を誘拐した過去があることが分かった。夫との離婚後、ひろ子は狛江市の介護施設に勤務していたが、介護施設を開業する夢をかなえるため10日ほど前に退職。同僚は故郷の静岡県・八幡野に帰ったと思っていたという。そんな折、先月半ばにひろ子の家の前で、山下が「話を聞いてくれ!」と叫んでいたことが判明する。

内藤は「タイトル“雛菊”(デイジー)は“day’s eye”(デイズアイ)が語源で、太陽の光が指すと花を開き、夜や曇りの日には花をすぼめる性質にちなんでいるそうです」と説明し、「本作には、希望を抱き、安心できる場所を求め、陽の当たる所へ前進しようとする女性たちが登場します。もし彼女たちの誰かが『間違った太陽の光』を浴びてしまったらどうなるのか。物語は複雑に動き始めます。雛菊の花言葉は『希望、純潔』などです。花言葉をヒントにぜひ謎解きを楽しんでください。そして、懸命に、前向きに生きようとする登場人物たちのことも応援していただけるとうれしく思います」と作品の見どころを伝えている。

また、ドラマを手掛ける山鹿達也プロデューサーは「『樋口顕』が帰ってきます。2003年に第1弾の『朱夏』放送から20年。2回の連続ドラマを経て今回第13弾になります。長く愛される理由は、内藤剛志さん演じる樋口顕が、家族と事件の間で悩みながら真摯(しんし)に事件に向き合う人間くささにあります。娘の恋に動揺したり、妻への感謝の言葉が少ないとへこんだり、けっしてヒーローではない、いい意味での『普通さ』が視聴者の共感を得ているのだと思います。それは内藤剛志さんの確固たる演技と存在感があってこそ成り立っています」とシリーズの魅力を分析。

そして、「今回は、ある女性の絞殺事件の謎を追う樋口に、樋口家で勃発した母娘のゴタゴタが飛び火し…。まさに『家庭』と『仕事』のはざまで葛藤しながら、その事件に隠された人間の業を浮き彫りにしていきます。最後に樋口が見た景色とは。見応えある大人のエンターテインメントに仕上がりました」と今回も確実な手応えを明かしている。

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