トゥールーズがマドリー育ちのMFヘラベルトを獲得

[写真:Getty Images]

トゥールーズは7日、ミランデスからスペイン人MFセサル・ヘラベルト(22)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間に関する詳細は明かされていない。

リーグ・アン復帰1年目を13位でフィニッシュし、残留を確定させた日本代表FWオナイウ阿道も在籍するトゥールーズ。また、クープ・ドゥ・フランスを制覇し、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

現在、クラブはオーナーのアメリカの投資会社『レッドバード・キャピタル・パートナーズ』が、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保したミランも保有することで、共同所有権に起因する欧州サッカー連盟(UEFA)との問題で、来季EL出場が不透明な状況だ。

とはいえ、今シーズンの主力を担ってきたMFブランコ・ファン・デン・ブーメン、MFブレヒト・デヤーゲレ、MFスティン・スピエリングスの中盤3選手の退団が決定。中盤の補強が急務となっている。

そういった中、レアル・マドリーのカンテラ育ちの攻撃的MFの加入が決定した。

ヘラベルトは、マドリーのカンテラ育ちでカスティージャまで昇格するが、ファーストチームに昇格できず、2021年8月にミランデスへと完全移籍した。

世代別のスペイン代表も経験し、マドリー時代もその才能を高く評価された22歳は、今シーズンのセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で25試合に出場し2ゴール4アシストを記録している。

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