盛岡三、9年ぶり4強入り 春季東北高校野球

日大山形に6-2で勝利し、ベスト4進出を喜ぶ盛岡三の選手=花巻

 第70回春季東北地区高校野球大会第2日は8日、盛岡市のきたぎんボールパークと花巻市の花巻球場で準々決勝4試合が行われ、本県第3代表の盛岡三は日大山形(山形第2)を6―2で破り、準優勝した第61回大会以来9年ぶりに4強入りした。

 盛岡三は三回まで1点ずつ奪って主導権を握り、着実に加点。主戦藤枝歳三(2年)が丁寧な投球で要所を締めた。

 第1代表の花巻東は2―5でノースアジア大明桜(秋田第1)に敗れた。打線が六回以降1安打で反撃できなかった。

 第2代表の一関学院は仙台育英(宮城第1)に0―8の七回コールドで敗れた。打線が4安打と振るわなかった。仙台育英の左腕、仁田陽翔(はると)(3年、大船渡・一)は六回から2番手で2回を投げ無安打、4三振で締めた。

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