売れ過ぎて困った…大通公園名物「とうきびワゴン」が販売中止に 代わりに登場するのは「いもワゴン」??

札幌・大通公園の名物「とうきびワゴン」がきょうの営業をもって一時販売中止となります。原因は「売れすぎたため」です。

それを聞いた観光客は「きょうで!?ラッキー!」「ちょうどよかった」などと喜びます。札幌市内の学生も「販売中止しちゃうってことだったので食べようかなって」と購入していました。

札幌市から委託を受けてとうきびワゴンを運営する企業によりますと、トウモロコシは後志の共和町などで採れた「恵味ゴールド」という品種で、今の時期は去年収穫した冷凍のものを販売しています。昨年から公式キャラクターがSNSで人気が上昇するなど売れ行き好調だった中、今年は新型コロナの行動制限緩和もあり観光客などが押し寄せ、ゴールデンウイークには最大で1時間以上待つ事態に。確保していたおよそ4万本の在庫が足りなくなり、きょうで一時販売を中止します。

運営会社の山賀健一社長は「コロナ前の規模で冷凍物を確保していたんですけどなくなってしまった。二度と品切れしないよう準備しています」。あす・あさっての二日間はじゃがバターのみを販売する「いもワゴン」として営業しますが、月曜日からは臨時休業します。今月下旬には道内の別の産地のとうもろこしを入荷し営業再開する予定で、来月下旬にはことしの新物が入荷する見通しということです。

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