片岡愛之助が孫悟空役! 堤幸彦演出・舞台「西遊記」に小池徹平、戸次重幸、松平健、中山美穂ら豪華キャストが集結!!

日本テレビでは、開局70年記念舞台として、11月3日から2024年1月にかけて「西遊記」を上演することが決定。大阪、福岡、名古屋、そして東京の全国4カ所で上演される。

主演の孫悟空役を片岡愛之助が演じるほか、三蔵法師役は小池徹平、猪八戒役は戸次重幸、沙悟浄役は加藤和樹、玉竜役は村井良大という豪華メンバーが集結。

さらに、三蔵一行に立ちはだかる妖怪の首領・牛魔王に松平健、その妻・鉄扇公主に中山美穂というビッグな顔合わせが実現し、2人の息子・紅孩児は藤岡真威人が担当。さまざまなジャンルで目覚ましい活躍を魅せる俳優陣が勢ぞろいし、新たな「西遊記」が誕生する。

16世紀の明の時代に書かれた中国の小説が基になった「西遊記」は、孫悟空を中心に三蔵法師一行が天竺を目指す物語で、長年にわたり愛されてきたスペクタクルエンターテインメント。悟空たちは変幻自在に妖術を使い、行く先々で次々と襲い掛かる化け物を退治し、苦難を乗り越えながら長い旅路を歩んでいく。

1978年に「日本テレビ開局25年記念番組」として制作されたドラマは大ヒットを飛ばし、社会現象となった。それから45年の時を経て、令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として企画し、大型アクションスペクタクルを創作する。

演出は奇才・堤幸彦が務める。これまでに「真田十勇士」「魔界転生」などの大ヒット作を手掛けており、今回もLEDの映像技術、フライング、特殊効果をフル活用し、ライブエンタメの可能性を徹底的に追求した、最先端、最新鋭の「誰も見たことのない」舞台を作り上げる。

愛之助は「このお話をいただいてから、今日の日を迎えられたことをとてもありがたく、うれしく思っております。『西遊記』という誰もが知るタイトル、そして日本テレビ開局70年記念舞台という作品に出演させていただけることに、身が引き締まる思いです。堤監督の演出のもと、大先輩から同輩、後輩と皆さん違う畑で育ってきた方々が一つになる舞台でございます。どんな化学反応が起こるのか、私も今から楽しみです。LEDの映像技術、フライング、特殊効果とあらゆるものをフル活用した最先端・最新鋭のエンターテインメント作品になりますので、『西遊記』を知らない若い方も、もちろん知っている皆さまも、すべての期待を超える自信があります! まずは初日に向かって、皆で力を一つに合わせて準備をしていきたいと思います」と抱負を述べる。

「『西遊記』という昔からある作品に出演させていただけるということで、とてもうれしく思っています」と出演を喜ぶ小池は、「演出は以前『魔界転生』でご一緒させてもらった堤幸彦さん、そして孫悟空は片岡愛之助さん。このお二人を筆頭に、令和にお届けする『西遊記』にワクワクが止まりません。その中で三蔵法師を演じさせてもらいますが、どんな感じになるのか全く想像つかないのが楽しみです。僕にしかできない三蔵法師をお届けできるように全力で励みたいと思っておりますので、皆さまどうぞ楽しみに待っていてください」と期待を持って作品に臨む。

戸次は「『西遊記』といえば、私は最初のドラマ『西遊記』のイメージが強く、DVDもすべて持っているほど大好きな作品です。そして私がやらせていただくのが、(意外にも)猪八戒! 八戒といえば豚の妖怪ですから、大食漢で恰幅(かっぷく)がいいイメージ。それを私がやらせていただくということで、役作りとしてまず増量……はしません! シュっとした、全く新しい八戒を演じることをテーマに頑張ります!」と愛着ある作品で自分らしさを発揮できるように意気込む。

加藤は、「45年の時を経て舞台でよみがる西遊記。皆さまは思わず『おぉ〜!』と思われたのではないでしょうか? 僕個人としては久々の堤組です。片岡愛之助さんをはじめとする個性的で素晴らしい共演者の皆さま。今からワクワクが止まりません。今回、私は沙悟浄を演じますが、堤さんのことです…一筋縄ではいかないでしょう(笑)。ドキドキが止まりません。心踊るひとときを共にぜひ、ご期待ください」と訴える。

村井は「三蔵法師と共に旅をする馬の役ということで! 今から何が起きるか分かりません…! しかし予測がつかないということはそれ即ち、“まだ誰も見たことがないものを創ることができる”という現場に立ち会えるということです。こんなに幸せなことはありません。日本テレビ開局70年記念という節目に豪華絢爛(けんらん)、すてきなキャストの皆さまと共に、素晴らしい作品創りをできるように楽しんでまいりたいと思います」と力を込める。

藤岡は「16世紀に完成し500年前に書かれた物語で、今回、初めての歴史ものに挑戦します。主演の片岡愛之助さんはじめ、そうそうたる大先輩の皆さまとの共演に身が引き締まる思いです。僕は10代なので、この歴史ある物語を同じ世代の皆さまにも見ていただきたいと思っています。精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします」と若い世代にも作品を届けたいと意気込む。

中山は「このような記念すべき作品にお声がけいただいて大変光栄に思います。松平さんをはじめ、すてきなキャストの皆さまとお芝居できることが待ち遠しく、今回初めてご一緒させていただく堤幸彦監督の演出もとても楽しみです」と期待し、「舞台に立つのは毎回すごく緊張しますが、その時その瞬間の反応を直にいただける喜びは生の舞台でしか味わえないもの。そんな公演ごとの一期一会を大切に、皆さまのお力を借りながら、より魅力的な鉄扇公主を演じていけるよう精進してまいります。全国4カ所で公演を行いますので、ぜひ会場にお越しください」とメッセージを寄せる。

松平は「私が演じますのは絶対的な力で他を圧倒する強大な国の支配者です。これまでにも幾度となく体感してきた堤ワールド、今作もその唯一無二の世界にどっぷりと身を置いて、孫悟空の最強の壁として大暴れするつもりです。一方で、妻や息子への家族愛、待ち受ける試練と葛藤など、この男の複雑な心を丁寧に描ければと思います。繰り広げられるワンダーランドに、私自身もわくわくしながらこの役に挑みます!」と張り切っている。

堤監督は「1978年、ドラマ『西遊記』は、当時テレビを見なかった学生時代の私には強烈な印象だった。かぶりついて見たキャラクター大爆発のコミカルさと、ロックなテーマソングは生涯忘れることはない。舞台表現が最新テクノロジーによって相当な“無理”が実現するようになった現在、その『西遊記』はいよいよ挑戦すべきエンタメの最高峰テーマではないかと考えた。超絶腕自慢の役者の皆さんと最新舞台表現でお送りする西への旅! 数々の秘術と奇想天外ストーリー! 1分たりとも飽きさせません! ぜひお楽しみに!」とアピールしている。

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