ブリントがジローナ加入へ! プロジェクトに感銘受け、将来的には系列NYシティFCやメルボルンでのプレーも考慮か

[写真:Getty Images]

オランダ代表DFデイリー・ブリント(33)がジローナ移籍に迫っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

これまでアヤックスでキャリアの大半を過ごし、マンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたブリント。今年1月には新たな挑戦を求めてアヤックスとの契約を解消し、バイエルンとの短期契約にサインした。

しかし、その新天地での出場は公式戦5試合のみで、プレータイムは157分に限られた。さらに、3月末に就任したトーマス・トゥヘル監督の下では一度もプレー機会を与えられずにいた。

そういった事情もあり、今シーズン限りでのバイエルン退団が決定しているブリントには、古巣アヤックスへの2度目の帰還、アヤックスの元同僚やオランダ代表の同僚も在籍するロイヤル・アントワープ行きも取り沙汰されるが、新天地はスペインのジローナとなる可能性が高いようだ。

報道によると、ブリントは先日にジローナのトレーニング施設とエスタディ・モンティリビを訪問。その際に『シティ・フットボール・グループ』が建設を進める、シティ・フットボール・アカデミー・ジローナの新トレーニング施設などオーナーグループが計画するプロジェクトの説明も受けていたという。

そして、ジローナでのプロジェクトに感銘を受けた33歳のベテランDFは、系列クラブであるニューヨーク・シティFCやメルボルン・シティでの将来的なプレーを含め、ジローナ行きに前向きな姿勢を示しているようだ。

なお、前述のアヤックス退団時にはレアル・ソシエダ行きの可能性も報じられたブリントだが、今度こそラ・リーガ初挑戦を選択することになりそうだ。

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