2023年4月の県議選で、人口64万人余りの千葉県船橋市選挙区の定数が7だったのは、公職選挙法に違反するなどとして、市民3人が6月13日、船橋市選挙区の選挙無効を求め、東京高裁に提訴しました。
提訴したのは、船橋市選挙区の有権者3人です。
このうちの1人で、県市民オンブズマン連絡会議のメンバーが13日、会見しました。
訴状などによりますと、ことし4月の県議選で人口64万人余りの船橋市選挙区の定数が7だったのは、「人口比例」を原則とする公選法に違反するとしています。
さらに、「一票の格差」が2.69倍に拡大したなどとして、船橋市選挙区の選挙無効を求めています。
一方、13日の提訴を受け、県選挙管理委員会は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。