eスポーツ通じ交流 サンクス高田を訪問 レースゲームなど楽しむ 関根学園高パソコン部

 関根学園高(上越市大貫2、鈴木重行校長)のパソコン部eスポーツ科9人は7日、同市寺町3のサンクス高田を訪れ、利用者ら約30人とeスポーツを通じた交流をした。

生徒たちが高齢者の隣に座り、操作を説明。レースゲームを一緒に楽しんだ

 同部がeスポーツ競技大会への出場と並んで活動の柱としているのが、eスポーツを通じた地域交流。今回の訪問は2月に続いての実施で、同施設では初めて。同部の活動をバックアップしている上越5e協議会が施設訪問にも協力している。
 交流では人気レースゲーム「マリオカート」を一緒に遊んだ他、バーチャルリアリティー機器を使った動画視聴体験を行った。マリオカートでは利用者がハンドル型のコントローラを握り、レースに挑戦。生徒たちは横に座り、操作をアドバイスしたり、手を取って補助したりして一緒に遊んだ。
 利用者の小林勝正さん(90)は「付いていくのが大変だが面白い。今の空気に触れることができた」と感想を話した。
 同施設へは2カ月に1度の頻度で訪問する予定。佐藤祐輝君(1年)は「一緒にできて楽しかった。(操作説明などを)もっと伝わりやすくして、どちらもさらに楽しめるようにしていきたい」と語った。

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