ゼンショーホールディングス<7550>、北米・英国で持ち帰りすし店展開のスノーフォックス・トップコを子会社化

ゼンショーHDの主力業態の牛丼チェーン「すき家」(横浜市の店舗)

ゼンショーホールディングスは新設子会社を通じて、北米と英国ですしの持ち帰り店など約3000店舗を展開するスノーフォックス・トップコ(英領ガーンジー。売上高522億円、営業利益△2600万円、純資産△349億円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。海外での食品事業の成長加速につなげる。スノーフォックスの店舗網を取り込むとともに、メニュー開発、食材調達、物流、店舗立地開発などでの相乗効果を見込む。取得価額は約874億5000万円で、ゼンショーとして過去最大のM&Aとなる。取得予定日は未確定。米国規制当局の許認可が得られ次第、速やかに買収を完了させるとしている。

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