なでしこ大先輩からのサプライズ!W杯メンバー会見で岩清水梓が記者席からズバリ「何点取ります?」

[写真:Getty Images]

日テレ・東京ヴェルディベレーザのワールドカップ(W杯)メンバー選出会見でサプライズが起きた。

【写真】記者に紛れ込んで選手を驚かせた岩清水梓

日本サッカー協会(JFA)は13日、来月に迫るオーストラリア&ニュージーランド女子W杯に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー23名を発表。WEリーグの東京NBからは、GK田中桃子、FW植木理子、FW藤野あおばが選出された。

メンバー発表後、3選手は高円宮記念JFA夢フィールドにて会見を実施。意気込みなどを語ったが、質疑応答の終盤にはサプライズが待っていた。

会見のラストでは、密かに記者席後方に座っていたチームメイトのDF岩清水梓が挙手。フィールドプレーヤーの2人に「ズバリ何点取ります?」と切り込んだ。

なでしこジャパンの大先輩からの突然の質問に、植木は「えーっと…」と困惑しながらも「ゴールに一番近い選手なので、U-20のワールドカップの時に5点取っているので、それを越える点を取ってさらにいい景色を見に行きたいと思います。大先輩に言い報告ができるように頑張ってきます」と宣言。藤野も「まだ(代表で)点を決めたことがないので、まずはしっかり得点が奪えるよう、1試合1点、3点は必ず取って帰りたいと思います」と意欲を見せた。

2011年ドイツ女子W杯の優勝メンバーでもある岩清水。会場を驚かせたのちは、本大会へ挑む後輩へのアドバイスを求められ、「チームって大会の始まりからうまくいくものでもないと思っていて、自分たちのときも(試合を重ねるごとにチームを)作り上げていって最後の景色を見られた。最初からはなかなか難しいと思うので、その中で勝ちを拾いながらチームを作り上げていって、最後にいい景色が見られるよう、それぞれが与えられた出場時間の中でチームのためにプレーして欲しいなと思うし、ベレーザを背負って戦ってくれたら、私も嬉しいですし、ベレーザのみんなも嬉しいと思う」とコメント。貴重な言葉で会見は締めくくられた。

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