アスレチックスが破竹の7連勝 オープナー藤浪は無失点で役割果たす

【レイズ1-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

6連勝と絶好調でこの試合を迎えたアスレチックスは、2回から登板した2番手のホーガン・ハリスが7回を1失点に抑える好投を見せると、7回裏、8回裏に1点ずつを奪い逆転に成功。2対1でレイズを下して見事7連勝を決めた。ハリスは2勝目(0敗)をマークし、3番手のトレバー・メイが3セーブ目を記録。レイズ5番手のコリン・ポーシェは2敗目(4勝)を喫している。

本拠地移転に反対するファンの呼びかけで「逆ボイコット」が行われ、今季の平均観客数8,555人のオークランド・コロシアムに27,759人が詰めかける異様な雰囲気の中でアスレチックスの投手陣が奮闘を見せた。オープナーを任された藤浪晋太郎が1回を無失点に抑えると、2番手のハリスがテンポのいいピッチングを披露。5回にマニュエル・マーゴのタイムリーで先制こそ許したものの、8回まで奪三振2ながら被安打4、与四球0と打たせて取る投球でアウトを積み重ねた。

6回まで無得点だった打線もハリスの好投に応え終盤に目覚める。7回裏にブレント・ルーカーのタイムリー二塁打で追いつくと、8回裏に足を絡めて内野ゴロの間に勝ち越し。9回を任された3番手のメイはランナーを許したものの、正捕手シェイ・ランガリアーズの盗塁阻止もあり無失点で試合を締めてファンの大声援に応えた。アスレチックスはこれでロイヤルズを抜いて勝率全体最下位を脱出。メジャー勝率トップのレイズを相手に連勝と徐々に力をつけている。

なお、オープナーを任された藤浪は1回を被安打1、与四球0、奪三振1、失点0の内容で今季の防御率を10.80としている。

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