国宝の名刀や皇族ゆかりの品など約100点の「宝物」が一堂に 日光二荒山神社

 日光二荒山神社に伝わる貴重な品を紹介する展示会が15日から始まるのを前に、14日関係者向けの内覧会が開かれました。

 奥日光の日光二荒山神社で14日から開かれる特別展「名刀御神宝」には、神社に伝わる国宝3つを含む名刀や皇族ゆかりの品など約100点が展示されています。

 日光開山の祖、勝道上人が男体山に初めて登頂してから1240年や、本殿の大修理の完了などを記念した今回の特別展、武器と武具の専門家である小川盛弘さんが監修をしました。

 国宝の大太刀「備州長船倫光」は、国宝の大太刀の中では最も長く、刀の波紋と彫りの圧倒的な美しさが特徴です。

 そのほかにも、古く神社に奉納されたといわれる国宝の刀「日光一文字」を再現した宮入法廣氏の作品も展示されるなど、過去から現在にわたる神社の信仰の軌跡をたどることができます。

 特別展「名刀御神宝」は14日から日光二荒山神社で始まり、2024年5月15日まで開かれています。

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