これを読めばフェザースティック作りで失敗しない!カギを握る4つの"コツ"と必要な道具を紹介!

Photographer 吉田 達史

アウトドアで火起こしをする際に役立つフェザースティック。「作るのには特別な技術が必要じゃなの?」と思われがちですが、実はちょっとした"コツ"を押さえれば誰でも簡単にフェザースティックを作ることができるのです。そこで、この記事ではフェザースティックの作りの"コツ"を写真も交えながら詳しく説明いたします!

「馬門流一周回って王道キャンプ」は初心者でも真似できるテクニックが満載!

Photographer 吉田 達史

おぎやはぎのハピキャンシーズン35の「馬門流 一周回って王道キャンプ」では火起こしに役立つフェザースティック作りを行いました。

馬門さんのよるフェザースティック作りの解説がとてもわかりやすくフェザースティック作りが苦手な方には、ぜひ見てもらいたい内容でした!

Photographer 吉田 達史矢作さんもフェザースティック作りが上達しました!

そこでこの記事では、馬門さんが解説していた誰でも美しいフェザースティックが作れるコツを紹介します。

また、火起こしの際によく使用されるファイヤースターターでうまく着火するコツも合わせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください!

【火起こしの相棒①】フェザースティック作りに必要な4つの"コツ"をマスターしよう

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「そもそも、フェザースティックってなに?」という方もいらっしゃると思います。

フェザースティックとは、木材の表面を薄く削り、鳥の羽根のように毛羽立たせたもの。

こうすることで毛羽立たせた部分に火がつきやすくなり、着火剤代わりになります。またフェザースティック作りはナイフワークの練習にもなるので、覚えておいて損はないですよ!

筆者撮影

また、フェザースティックを作る時は怪我防止のために手袋を準備しておきましょう。怪我をしてしまっては元も子もないですからね。

【フェザースティックのコツ①】木材は膝で固定した状態で削ること

Photographer 吉田 達史

まず最初に抑えておくべき"コツ"は、木材を膝で固定して削ること

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こうすることで木材が安定して削りやすくなります!

Photographer 吉田 達史安定させるのが難しい場合は木材を股で挟みましょう

膝では木材を安定させるのが難しい場合は、股で挟んでも大丈夫です。

膝や股で固定することによって木材が安定するだけでなく、両手を使えるようになるのがこの方法の1番のメリット。

ちなみに半ズボンだと木材が地肌に当たって痛いので、作業の際は長ズボン推奨です。

【フェザースティックのコツ②】ナイフは両手で持つこと

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木材を膝や股に挟んで固定したら、ナイフで削る作業にとりかかりますがここにも重要な"コツ"があります。

そのコツとはナイフは片手ではなく、両手で持つようにすること。

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両手で持つ方が力加減の調整がしやすいんです

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フェザースティック作りでは木材の表面を薄く削ることが重要です。

いわば、繊細な作業の繰り返しなので、力加減も繊細さが求められます。

慣れてる方は片手でも繊細に作業ができますが、慣れないうちは両手で作業を進めるようにしましょうね!

【フェザースティックのコツ③】木材の角を意識して削ること

Photographer 吉田 達史

フェザースティックを作るためには、削る場所も意識する必要があります。

削る場所は面ではなく角を意識してください。

また、削る時はできるだけ一回のストロークが長くなるようにすると、綺麗なフェザースティックが出来やすいです。

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削る場所は毎回変えていきましょう!

【フェザースティックのコツ④】削り終わりはナイフを立てて木材を毛羽立たせること

Photographer 吉田 達史

フェザースティック作りでは、木材を薄く削ることが大切です。

ですが、薄く削れても最後まで気を抜いてはいけません。ここにも"コツ"があります。

それは削り終わる時に必ずナイフを立てること

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最後にナイフを立てることで、削った部分が毛羽立ちます。

毛羽だった部分には火がつきやすくなります。そのため、この作業が出来ているかいないかで着火の難易度がかなり変わりますよ!

Photographer 吉田 達史 0597

ここまで説明した①〜④の手順を抑えれば、初心者さんでも綺麗なフェザースティックを作ることができます。

この記事を読んで「あれ?意外と難しくないかも...」と思っていただいたのではないでしょうか?

ぜひ、次回のキャンプではフェザースティック作りに挑戦してみてくださいね!

筆者撮影まだまだ精進が必要ですね(笑)

ちなみに自宅でフェザースティック作りの練習がしたい方は、木材の代わりに割り箸を用いるといいみたいですよ!

【火起こしの相棒②】ファイヤースターターでの着火成功率を上げるには?覚えておきたい2つの"コツ"

Photographer 吉田 達史シーズン35で使用したファイヤースターター「野良スティック」

フェザースティックを作った後は、麻紐などの火口と組み合わせて着火していきます。

その際にファイヤースターターで着火を試みるキャンパーさんも多いのではないでしょうか?

Photographer 吉田 達史

「ファイヤースターターなんて火花を起こせればいいんでしょ?」

もしかしたら、このように考えている方もいるかもしれませんね。
実は、ファイヤースターターにもちょっとした"コツ"があります。

そこで、YouTubeのハピキャンチャンネルに焚き火マイスターの猪野さんが解説している動画がありますので、おさらいしていきましょう。

フェザースティック作りだけでなく、ファイヤースターターの"コツ"も抑えれば、まさに鬼に金棒ですよ!

【ファイヤースターターのコツ①】ファイヤースターターの先端と火口は近づけること

「【トンりお夫妻】焚き火マイスターに火起こしの極意を教わりました【山口トンボ】【ファミリーキャンプ】【ハピキャン】」より

着火をする際には、ファイヤースターターの先端と火口を近づけるようにしましょう。

ファイヤースターターで発生させた火花はどこに飛ぶか予想できません。そのため、ファイヤースターターと火口が離れていると、火がつきにくいのです。

つまり、ファイヤースターターと火口の距離が近ければ近いほど、着火できる確率もあがるということなのです。

【ファイヤースターターのコツ②】真上から真下に向けてスナップすること

「【トンりお夫妻】焚き火マイスターに火起こしの極意を教わりました【山口トンボ】【ファミリーキャンプ】【ハピキャン】」より

ファイヤースターターを擦る時にもちょっとした"コツ"があります。

それは真上から真下に向けてスナップすること。

先ほど火花が飛ぶ方向は予測できないと言いましたが、こうすることである程度はコントロールすることができますよ。

Photographer 吉田 達史

ファイヤースターターのコツはたったこの2つだけ。

①と②のコツを抑えておけば、比較的簡単に火口に着火することができます!

特段難しいことでもないので、ファイヤースターターの扱いに慣れていない方はこの2つの"コツ"を活用してくださいね。

【ファイヤースターターのコツ"応用編"】フェザースティックに火口を巻き付けると着火しやすい

「【トンりお夫妻】焚き火マイスターに火起こしの極意を教わりました【山口トンボ】【ファミリーキャンプ】【ハピキャン】」より

ファイヤースターターの扱いに慣れてきた方は、フェザースティックに火口を巻き付けて着火してみるのもおすすめです。

火口からそのままフェザースティックに火がうつるので、より早く着火することができます。

「【トンりお夫妻】焚き火マイスターに火起こしの極意を教わりました【山口トンボ】【ファミリーキャンプ】【ハピキャン】」より

注意点としては、フェザースティックを持ったまま着火することになるので、火傷には気をつけてくださいね。

火おこしの相棒となる2つのギアを使いこなして、キャンプスキルを高めよう!

Photographer 吉田 達史

この記事では馬門さん直伝のフェザースティックの作り方やファイヤースターターの"コツ"を紹介しました!

着火剤を使用して火を熾すのとは違い、フェザースティックでの着火は手間はかかります。

ですが、その手間以上の達成感があるので、ぜひキャンプスキルのひとつとして身につけておきたいものです!

「おぎやはぎのハピキャン」シーズン35には様々なキャンプのコツが登場しますので、ぜひ番組本編もご覧くださいね。

【おぎやはぎのハピキャン】

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