マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、スタッフたち平気な計らいを見せたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
バルセロナ、バイエルンで指揮を執り、2016年7月からシティで監督を務めているグアルディオラ監督。世界最強とも言われるチームを作り上げ、これまでプレミアリーグで4度の優勝など多くのタイトルを獲得してきた。
しかし、シティではチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルに届かず。そんな中迎えた今シーズンは、プレミアリーグではアーセナルを追いかけ続けた結果、最後に逆転し5度目の優勝。さらに、FAカップも制すると、悲願のCLでもインテルを決勝で下し初優勝。“トレブル(3冠)”を見事に達成していた。
感極まり涙も見せたグアルディオラ監督だが、3連覇を果たしたプレミアリーグ優勝のボーナスの一部を、スタッフにも分配したという。
実際の金額は不明だが、最大でボーナスは75万ポンド(約1億3700万円)になるとのこと。選手や自身の力だけでなく、スタッフの努力も当然大きな力になったことから、多くのスタッフにボーナスを分配したようだ。
その中には、コーチングスタッフのみならず、クラブの受付や警備スタッフも含まれているとのこと。直接的に試合に関わらないスタッフにまで、喜びを分けたという。
チームとしての一体感、クラブの全体が幸せになる行動を見せたグアルディオラ監督。信頼や一丸となれる空気を作っているのも、成功の秘訣と言えそうだ。