台風などの出水期に備える 小山市で避難所の開設訓練

 台風などの本格的な出水期に備えて小山市で19日、避難所の開設訓練が行われました。

 小山市役所で行われた訓練には、災害が発生したときに避難所の初期対応にあたる職員と指導員約100人が参加しました。

 市では台風や集中豪雨など風水害の被害に備えて、毎年この時期に避難所の開設訓練を行っています。

 今回は、去年(2022年)の訓練で課題として挙がっていた避難所のスムーズな受け付けや、不慣れな機材の使い方を重点的に学びました。

 受け付けの班は、避難者の健康状態や連絡先を確認した後、それぞれの誘導先に案内していきます。

 一方、設営を行う班は間仕切りの組み立てや、市の防災情報システムを使って避難所の開設状況などを災害本部に伝えるための操作手順を確かめました。

 参加者たちは避難所開設から避難者の誘導まで一連の動作を確認していました。

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