マーリンズが11得点大勝 アライズは5安打で打率4割復帰

【ブルージェイズ0-11マーリンズ】@ローンデポ・パーク

マーリンズはホルヘ・ソレアの21号2ランを皮切りに4回までに5点を奪って試合を優位に進めると、7回裏には5得点と打線が機能。投手陣も4投手の継投で無四球完封リレーを披露するなど投打が噛み合い、11対0でブルージェイズを下して見事5連勝を飾った。マーリンズ2番手のワスカル・ブラゾバンが1勝目(1敗)をマークし、ブルージェイズ先発のホセ・べリオスに5敗目(7勝)が記録されている。

マーリンズは打線が上位から下位まで活発だった。3回裏にソレアの2ランで先制し、ギャレット・クーパーのタイムリーでこの回3点を奪ったマーリンズは、4回裏にもソレアの犠牲フライと内野ゴロ間の得点で2点を追加とソツのない攻撃を見せる。さらに7回裏には4番ヘスス・サンチェスからの4連打で2点を奪うと、四球でチャンスを広げ、1番ルイス・アライズ、3番ブライアン・デラクルーズがタイムリーと打線に切れ目がなく、先発全員安打となる19安打を放ってブルージェイズを圧倒した。

打線全体が終始躍動したマーリンズだが、特にメジャートップの打率を誇っているアライズは出色のパフォーマンスだった。第1打席でセンター前ヒットを放つと勢いが止まらず、以降センター前ヒット、レフト前ヒット、ライト前ヒット、レフト前タイムリーで日本時間6月17日のナショナルズ戦に続いて5安打をマーク。直近3試合で11安打を放ち、一時.378まで落ちた打率を一気に.400まで戻した。1941年のテッド・ウィリアムズ以来となる夢の4割打者誕生へ、アライズの挑戦はまだまだ続いていきそうだ。

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