東京湾アクアラインの混雑緩和に向け、千葉県などは７月２２日から、時間帯別の料金を試験導入する社会実験を行う方針を決めました。
この方針は、東京湾アクアラインの渋滞対策として時間帯別料金を試験導入するもので、県や国土交通省、それに、ＮＥＸＣＯ東日本などが６月２０日に初めて開いた検討会で確認されました。
社会実験は、７月２２日から２０２４年３月３１日まで、とくに渋滞が多い土日と祝日に川崎方面に向かう上り線で行われ、ＥＴＣを搭載したすべての車が対象となります。
アクアラインの通行料金は現在、ＥＴＣを搭載した普通車の場合８００円ですが、社会実験では、混雑する午後１時から８時までを１２００円とする一方、交通量が減る午後８時から深夜０時は６００円とします。
県などは、時間帯別の交通量や観光客の数がどう変化するかなど、社会実験の結果を評価、分析した上で、今後の料金について検討することにしています。
