イタリアの未来を担う19歳スカルヴィーニ、インテルが熱視線も獲得は困難?

[写真:Getty Images]

アタランタ所属のイタリア代表DFジョルジョ・スカルヴィーニ(19)の獲得を目指すインテルだが、望みは限りなく薄いようだ。

イタリア国内で大きな期待が寄せられるスカルヴィーニ。育成の名門・アタランタで下部組織時代から過ごすセンターバックは、今シーズンのセリエAで32試合に出場と定位置を確保しており、19歳にして国際Aマッチ通算4キャップを獲得している。

そんなスカルヴィーニの獲得を目指していることがかねてより報じられてきたインテルだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、アタランタはその価値を最低4000万ユーロ(約61億8000万円)と見積もっており、財政に余裕がない中で1人の選手にこの額を支払うことは難しいとみられている。

また、アタランタのルカ・ペルカッシ会長はインテルのスティーブン・チャン会長と良好な関係にあるものの、生え抜きスター選手の移籍金を値引きして売却することはさすがに考慮していないという。

したがって、レアル・マドリーとバイエルンからも関心が寄せられるスカルヴィーニだが、現段階でインテル移籍は実現しないと考えられている。

© 株式会社シーソーゲーム