秋ごろの解散ではないか 立憲・岡田幹事長

 立憲民主党の岡田克也幹事長は20日の記者会見で衆議院の解散・総選挙について「今国会で解散にはならなかったが、秋ごろの解散ではないかと思っている」との見方を示した。

 そのうえで「この3カ月の時間を死に物狂いで活動することで状況は変えることはできる」と強調。「自民党や維新の会候補予定者以上の活動量を確保することで、いい情勢を作り出すことが重要だ。私も各地を回って後押ししたい」と秋の選挙を想定してフル活動していく姿勢をうかがわせた。

 立憲の泉健太代表は衆院議席が150に届かなかった場合、責任を取り代表を降りる意向を表明している。200人の候補擁立を目指す。岡田幹事長はこの日の会見で「栃木1区に板津由華さん、石川1区に荒井淳志さん、大阪10区に尾辻かな子さんの公認内定を決定した。これで立候補予定者は150人になった」と泉代表の最低ラインに到達。今後、どこまで候補を擁立できるか、加えて、全国の選挙区で立憲への輪をどこまで広げられるかがポイントになる。(編集担当:森高龍二)

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