球児に負けぬ還暦パワー 金ケ崎のチーム、公式戦デビュー

「楽しく」をモットーに活動する胆江球爺sの会員

 金ケ崎町の還暦野球・ソフトボールチーム胆江球爺(きゅうじぃ)s(小沢昭博代表)は地域との交流を図りながら、楽しく活動している。昨夏に設立し、5月に野球の公式戦デビューを果たした。今季は野球とソフトボールの10大会出場を目標に掲げ、健康のために汗を流す。

 同町西根の荒巻公園グラウンドにかけ声が響く。ランニングと体操で体を温め、キャッチボールやバッティング練習に励む。小雨の中、24、25の両日に花巻市で開かれるシニアソフトボール大会に向けて、守備や連係プレーを確認した。

 現在は奥州市と金ケ崎町を中心に50~70代の15人ほどが活動。チームの会長を務める鎌田金義さん(67)=奥州市=は「楽しくがチームのモットー。体調も良くなった」と笑う。

 会員募集中で、正会員60歳以上、準会員50歳以上。問い合わせは小沢代表(090.9729.2682)へ。

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