計画の具体化に向け 新湾岸道路検討会準備会設立

計画の具体化に向け 新湾岸道路検討会準備会設立

 都心と千葉県内を結ぶ新たな湾岸道路の計画の具体化に向け、国と関係する自治体などによる「新湾岸道路検討会準備会」が6月21日、設立されました。

 21日、千葉市内で準備会の初会合が開催され、国と県のほか、浦安市から市原市にかけての湾岸部の6市、それに高速道路会社の担当者が出席しました。

 座長に就いた国土交通省千葉国道事務所の小島昌希所長は、「地域の生活環境や貴重な干潟の三番瀬などに配慮し、地域住民などと密接に対話を図りたい」と挨拶し、計画の具体化に向け、スピード感を持ちながらも丁寧に議論を重ねていく姿勢を強調しました。

 会議では、新たな湾岸道路の概略ルートや構造の検討に向けて、どのような体制で議論していくか確認し、地域住民からどういった形で意見を聞いていくかといった点についても、今後、議論していく見込みです。

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