伊藤達哉がマクデブルクへ完全移籍! シント=トロイデンからのレンタル経て今季5G5A

[写真:Getty Images]

2.ブンデスリーガに属するマクデブルクは、シント=トロイデンから期限付き移籍中のFW伊藤達哉(25)が、完全移籍で加入することを発表した。

伊藤は柏レイソルの下部組織出身で、ハンブルガーSVを経て2019年夏にシント=トロイデン入り。出場機会が限られる中で、2022年1月にハンブルガー時代の恩師、クリスティアン・ティッツ監督が指揮するマクデブルクへと活躍の場を求めた。

チームがドイツ3部から昇格し、2.ブンデスリーガを戦った今季も伊藤はレンタルを継続。ジョーカー起用が中心となり、33試合で5得点5アシストの数字を残した。

伊藤とマクデブルク、相互にとって好意的な結果をもたらしたことで完全移籍に。25歳のアタッカーはクラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。

「マクデブルクに留まることができてとても幸せです。ここはとても快適だといつも強調してきました。チーム、クラブ、ファン、そして街がとても好きですし、FCMでの将来を楽しみにしています」

また、ティッツ監督も伊藤の完全移籍を歓迎。持ち味のドリブルに関してはもちろんのこと、ドイツ語も堪能でありコミュニケーション能力が高いこともチームにとってもメリットだと語っている。

「タツをしっかりと引き留めることができ、同じ道を歩み続けることができて大変うれしく思っています。タツは一対一の優れたスキルに加え、(プレー面以外でも)高いの社交性も持っているので、我々のチームにとってはとても重要なのです」

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