守護神探すトッテナムがエンポリGKと5年契約で合意、クラブ間の交渉はこれから

[写真:Getty Images]

トッテナムがエンポリのイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(26)と個人合意に至ったとのことだ。

これまで長く守護神を務めていた元フランス代表GKウーゴ・ロリス(36)が退団希望を公言したことで、後継者探しが急務となっているトッテナム。当初はブレントフォードのスペイン代表GKダビド・ラヤ(27)をターゲットに定め、選手とは合意したものの、4000万ポンド(約72億7000万円)の移籍金については高額と判断し交渉は停滞している。

そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、トッテナムはヴィカーリオの獲得に舵を切ったとのことだ。すでに選手とは、2028年夏までの5年契約で合意に達したという。

一方で、エンポリとの合意はまだの模様。ただし、クラブが要求する2000万ユーロ(約29億5000万円)の移籍金はラヤと比べても安価であり、こちらについても合意に達する可能性がある。

インテルからも強い関心が示されているヴィカーリオは、2021年夏にエンポリへ加入。特筆したセービング能力によって守護神に定着すると、今季も負傷がありながら公式戦32試合に出場し、チームの守備を支えた。

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