クライファートのボーンマス移籍迫る! 1年遅れでプレミア初挑戦へ

[写真:Getty Images]

ボーンマスがローマのオランダ代表FWジャスティン・クライファート(24)の獲得に近づいているようだ。

パトリック・クライファート氏を父親に持つサラブレッドは、2018年夏にアヤックスからローマに加入したものの、ポテンシャルを発揮できず。RBライプツィヒやニースへのレンタル移籍を繰り返し、今シーズンはバレンシアでプレー。

かつて父親もプレーしたラ・リーガのチームでは、公式戦29試合に出場し、8ゴール2アシストとまずまずの数字を記録。しかし、財政難のバレンシアは買い取りオプション行使を見送り、保有元のローマへの帰還が決定していた。

依然としてジョゼ・モウリーニョ監督の構想外で、新天地を探す必要のある快足アタッカーに対しては、今冬にウルグアイ代表DFマティアス・ビニャ、イタリア代表MFニコロ・ザニオーロと2選手の移籍交渉を行い、クラブ間のパイプがあったボーンマスが獲得に関心。

今シーズン終了後から幾度か交渉を行っていた中、完全移籍でクラブ間合意に至ったようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1100万ユーロ(約17億1000万円)+アドオン100万ユーロ(約1億5600万円)程度になるという。

また、個人間では2028年までの5年契約締結に向けて細部を詰めるのみの段階だという。

昨夏にはフルアム移籍が決定的も、最終的にイギリスの労働許可証取得の問題で破談に終わったクライファートだが、1年遅れでのプレミアリーグ初挑戦が濃厚だ。

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