MLSの先輩ベイルがメッシにアドバイス…「MLSではもう少し負けることを受け入れている」

[写真:Getty Images]

今年1月に現役を引退したガレス・ベイルが、メジャーリーグ・サッカー(MLS)初参戦となる、かつてのライバルにアドバイスを送った。

今シーズン限りでパリ・サンジェルマンを退団するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、古巣バルセロナやサウジアラビアのアル・ヒラル移籍を断り、インテル・マイアミ移籍を決断。

現時点では契約書にサインしていないが、インテル・マイアミのオーナーであるホルヘ・マス氏が7月21日のクルス・アスル戦でのデビューを計画していることを明かすなど、同クラブでプレーすることは間違いない。

これを受け、現役引退前にロサンゼルスFCで1年間プレーしたベイルは、イギリス『BT Sport』のインタビューでかつてレアル・マドリー、バルセロナの選手としてしのぎを削ったかつてのライバルに、MLSについてのアドバイスを送った。

メッシはこれまでクラブ、代表キャリアにおいて常にひとつの勝敗に対して大きな重圧を感じてきた。だが、ベイルによると、MLSではよりひとつの勝敗に関する重圧が少なくなると主張している。

「(MLSは)より落ち着いた空気なんだ」

「もしレアル・マドリーでプレーして試合に負ければ、世界が終わったようなものだ。十字架に磔にされてしまうし、落ち込むものさ。家に帰っても気分は晴れないよ」

「(MLSでは)もう少し負けることを受け入れている。結果至上主義というわけではないんだ。降格もないからね。試合に負けても次の試合に進むだけだ。あそこでは多くの人が負けることを、より良い形で受け入れるんだ」

「彼らは負け方を理解していると言えるけど、チャンピオンシップに勝ったときと同じように、すべての勝利を祝う。だから、彼(メッシ)は間違いなくそれを楽しむはずさ」

© 株式会社シーソーゲーム