レイズがロイヤルズに痛恨の逆転負け 先発マクラナハンが緊急降板

【ロイヤルズ6-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは1点を追う7回裏に3点を奪い逆転に成功したものの、8回表に同点とされると、9回表にMJ・メレンデスの勝ち越しタイムリーを許し、6対5でロイヤルズに逆転負け。本拠地での4連戦初戦を落とした。ロイヤルズ6番手のアロルディス・チャップマンは3勝目をマークし、7番手のスコット・バーローは9セーブ目を記録。レイズ6番手のピート・フェアバンクスに2敗目(0勝)が記録されている。

レイズは2対2の同点で迎えた7回表にドリュー・ウォーターズの2号ソロで勝ち越しを許したものの、直後の7回裏にフランシスコ・メヒアの3号ソロとランディ・アロザレーナの勝ち越しタイムリーで5対3と逆転に成功。しかしリリーフ陣が誤算だった。8回表に登板した5番手のジェイソン・アダムが先頭からの連打で1・2塁のピンチを迎えると、なんとか二死までこぎつけたものの四球で満塁としてしまい、ウォーターズのタイムリーで同点を許す。すると9回表に登板したフェアバンクスも四球で出塁を許したランナーに二盗・三盗を許し、最後は勝ち越しタイムリーを浴びて力尽きてしまった。

メジャー勝率29位のロイヤルズに痛恨の逆転負けを喫してしまったレイズだが、それ以上に痛いのが先発シェーン・マクラナハンのアクシデント降板だ。今季平均96.7マイル(約155.6キロ)の速球を誇るマクラナハンだが、この日の平均は95.1マイル(約153.0キロ)に留まり、試合中にも徐々に球速が低下すると、背中の張りを訴えて4回途中で降板。一度は続投を訴え、試合後はインタビューにも応じるなど重傷ではなさそうな様子だが、今季メジャートップの11勝をマークしているエースだけに今後の動向が注目される。レイズは今季ジェフリー・スプリングスやドリュー・ラスムッセンが離脱するなど投手陣に故障者が相次いでおり、マクラナハンの離脱だけは避けたいところだ。

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