卵不足の逆境バネに 「白い恋人」のチョコだけ商品化

石屋製菓が、看板商品の「白い恋人」の「チョコレートだけ」を商品化しました。卵不足の逆境がバネになりました。店頭に並ぶ「白い恋人」。その隣にあるのは…白い恋人に使われているチョコレートをアレンジし、板状にした商品です。石屋商事担当者「ホワイトはチョコレートを練る時間を長くすることでより口当たりをなめらかにした。ブラックはチョコレートを練る温度を調整してまとまりのあるまろやかな味になっている」。白い恋人は鳥インフルエンザによる鶏卵不足で1月ごろから減産。生産量は一時、半分まで減りました。チョコレート単体なら卵の影響は受けません。以前から開発を進めていたという“新商品”は、エッグショックも後押ししました。来月から白い恋人の生産量も通常に戻る見込みで、チョコレートの販売による相乗効果に期待しています。石屋商事担当者「かなり前から白い恋人のチョコレートだけを食べてみたいという声はあった。チョコレートタブレットと白い恋人を一緒に購入してもらえるとうれしい」。

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