産学官金で連携 札幌市や道 GX投資呼び込む新団体

脱炭素社会の実現へ向け連携します。札幌市や道などはきょう、再生可能エネルギーに関する投資を道内に呼び込むための新たな団体を設立しました。新たな団体「チーム札幌・北海道」は、金融庁や北海道大学、北海道銀行など21機関で構成され、GX=グリーントランスフォーメーションの推進を図るのが目的です。GXとは、産業全体を、化石燃料から太陽光発電などのクリーンエネルギー中心へ転換しようとする取り組みで、政府は今後10年間で150兆円以上の投資が必要と試算しています。産学官金が連携してGXに関する人材や資金の道内への集約や再エネ転換を促進し、再来年をめどに札幌を「アジア・世界の金融センター」としたい考えです。秋元市長「世界中から集まる投資を北海道・札幌に呼び込むための環境整備が極めて重要であり、総額30~40兆円規模の投資を実現したい」。鈴木知事「国内随一の再エネポテンシャルを十分に活用してできるだけ投資を呼び込んでいきたい」。

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