「LRT・ライトライン」開業までまもなく2カ月 開業日前後には様々なイベントも計画

 宇都宮市と芳賀町を走るLRT・ライトラインの8月26日の開業まで、まもなく2カ月になります。

 全国で初めての「全線新設でのLRT開業」で、開業日前後には様々なイベントが計画されています。

 開業日の8月26日には、開業式や出発セレモニーのほかパレードとウェルカムパーティーが予定されています。パレードやウェルカムパーティーは、JR宇都宮駅東口の交流拠点施設、「ライトキューブ宇都宮」の周辺で開催される見通しです。開業日当日の一般客の乗車は午後3時以降を計画していますが、これより前に宇都宮市や芳賀町に住む子どもたちに先行して乗車してもらう企画も検討されています。

 ライトライン開業前の大きな目玉は、レールの上を歩く1日限定のイベント「ライトラインレールウォーク」です。7月29日に宇都宮市の清陵高校前停留場で、4回にわたって参加者限定で軌道の上を歩くイベントが行われます。申し込みが必要で、7月5日までにLRT公式ホームページの専用フォームから応募し、応募多数の場合は抽選となります。

 また同じ日には、芳賀町のかしの森公園前停留場で車両見学会が行われ、ここでは発車メロディーの披露を検討しているということです。開業後も1カ月程度、沿線をはじめ様々な場所で「スペシャルマンスリー」として関連イベントを計画しているということです。

 ライトラインは、JR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの14・6キロの区間に19の停留場があり、ピーク時に8分間隔、日中は12分間隔で運転されます。全線での所要時間は、40分台後半を見込んでいて運賃は初乗り150円、最大で400円です。

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