マーリンズの有望株ペレスがまたも好投 21イニング連続無失点に

【パイレーツ0-2マーリンズ】@ローンデポ・パーク

6月に入って15勝7敗と好調のマーリンズは、パイレーツとの接戦を制して2対0で勝利。本拠地ローンデポ・パークでの4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、貯金を今季最多タイの11とした。マーリンズ先発のエウリー・ペレスは6回4安打無失点の好投で連続無失点を21イニングに伸ばし、5勝目(1敗)をマーク。4番手のA・J・パクが2点のリードを守って11セーブ目を挙げ、パイレーツ先発のヨハン・オビエドは7回6安打1失点ながら8敗目(3勝)を喫した。

初回に一死1・2塁の先制機を逃したマーリンズは、3回裏先頭のジョナサン・デービスがレフトへの2号ソロを放ち、1点を先制。先発のペレスが6イニングを無失点に抑えると、7回表は2番手のスティーブン・オカートが三者凡退、8回表は3番手のアンドリュー・ナーディが無失点に抑え、8回裏二死1・3塁からユリ・グリエルのタイムリーで貴重な追加点をゲットした。9回表はクローザーのパクが三者凡退に抑えて試合終了。月間16勝は2009年6月に17勝(11敗)を挙げたとき以来の好記録となっている。

2003年生まれの20歳、有望株ペレスは自己最多タイの9三振を奪うなど、6回4安打無失点の好投。3先発連続で6イニングを無失点に抑えており、連続イニング無失点は21まで伸びた。メジャー最初の3先発は1勝1敗、防御率3.86だったが、それ以降の6先発は合計33イニングで1点しか奪われておらず、4勝0敗、防御率0.27と驚異的な成績をマーク。昨季のサイ・ヤング賞投手であるサンディ・アルカンタラが不調に苦しむなか、20歳の新星がマーリンズの快進撃を牽引している。

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