G7日光・閣僚会合 各国の大臣へ栃木県の伝統工芸品「日光彫」を

 G7関係閣僚会合を終えた25日の夕方からは、日光市内のホテルで栃木県が主催するレセプションが開かれ、各国の大臣らに栃木県の伝統工芸品が贈られました。

 各国の大臣らに贈られたのは日光彫の写真立てです。大きさは縦23センチ、横30センチで、日本の花、桜のほかアメリカとイギリスはバラ、フランスはアイリスなどそれぞれの国の花が彫られています。

 これらは日光市にある平野工芸で、日光彫初の女性職人として、その技術を受け継ぐ県の伝統工芸士の平野秀子さん、それに娘の央子さんが手がけました。

 会合の会場となる日光市を代表するもので、今回の会合のテーマ、女性活躍にふさわしいとして平野工芸の日光彫が選ばれました。去年の秋に県から発注を受けてから半年ほどをかけ先月、完成したということです。平野さん親子が丹精込めて作った日光彫は今夜、日光市で開かれた県が主催するレセプションで各国の大臣らに贈られました。

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