八街児童5人死傷事故から2年 "飲酒運転の悲劇を知って" 等身大パネル等展示

八街児童5人死傷事故から2年 "飲酒運転の悲劇を知って" 等身大パネル等展示

 千葉県八街市で児童5人が死傷した事故から6月28日で2年です。

 飲酒運転による事故の悲惨さを伝え、未然防止につなげるための展示会がいま千葉市で開催されています。

 展示会「生命のメッセージ展」は、運輸ドライバーへの安全運転講習などを行う自動車事故対策機構が、犠牲者の遺族らからなるNPO法人の協力を得て開いたもので千葉市美浜区での開催は2023年で3回目です。

 会場には、飲酒運転による事故で尊い命を落とした犠牲者10人の等身大パネルや遺留品の靴とともに、家族が綴ったメッセージが添えられています。

 自動車事故対策機構の担当者は「犠牲者の無念に触れドライバーにはハンドルを握る責任の重さを再認識してほしい」と話しています。

 「生命のメッセージ展」は、7月1日まで千葉市美浜区の自動車事故対策機構千葉支所で開催されています。

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