U-17日本代表がU-17W杯出場の切符掴む! オーストラリアを3-1で下す【U-17アジアカップ】

[写真:Getty Images]

26日、AFC U-17アジアカップ準々決勝が行われ、U-17日本代表はU-17オーストラリア代表と対戦。3-1で勝利を収め、U-17ワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。

日本は、グループステージでは初戦でU-17ウズベキスタン代表に1-1と引き分けた中、2戦目ではU-17ベトナム代表相手に0-4で快勝。第3節はU-17インド代表と壮絶な打ち合いの末に8-4で勝利し、首位でベスト8進出を決めていた。

ここで勝利すればU-17W杯への切符を手にできる日本。GKに後藤亘、DFは右から柴田翔太郎、本多康太郎、永野修都、小杉啓太、MFはボランチに山本丈偉と中島洋太朗、右に佐藤龍之介、左に吉永夢希を配置。2トップは道脇豊、名和田我空が入った。

試合は今大会のこれまでと同様に日本が早々に先制する。10分、柴田がボックス右からロングスローインを入れると、道脇が競り合うと相手DFが処理をミス。ボックス内でバウンドしたボールを名和田がしっかりと押し込み、日本が幸先良く先制する。

オーストラリアに押し込まれながらも先制に成功した日本。18分には右サイドを突破した柴田がボックス右からクロス。最後は道脇がファーサイドでヘッドも、上手く当たらずに枠を外れる。

それでも23分、日本は永野からのロングフィード。このボールが裏へと抜けると、オーバーラップした吉永がダイレクトでグラウンダーのクロス。これを道脇がダイレクトシュート。ゴール左に決まり、日本が追加点を奪った。

2点リードで後半を迎えた日本。しかし62分、ルーズボールを繋がれると、ネストリー・イランクンダがボックス手前で拾うと、スピードとフィジカルを生かし一気に加速。ボックス内からのシュートでゴールを奪い、1点を返す。

1点差とされた日本だが、しっかりと突き放す。74分、相手陣内でボールを奪うと、横パスを受けた佐藤が鋭い縦パス。これを受けた途中出場の高岡伶颯がしっかりとコントロールし、ボックス内で冷静にシュート。これが3点目となった。

リードを広げた日本は89分にもチャンス。ピンチを凌いだ中、カウンターを仕掛けると、フリーで受けた川村楽人が中央を持ち上がりシュート。しかし、これはGKにセーブされる。

そのままリードを続けた日本は、アディショナルタイムにも川村の突破からビッグチャンスを迎えるなどしそのまま勝利。3-1で見事にオーストラリアを下し、U-17W杯出場を決めた。

U-17日本代表 3-1 U-17オーストラリア代表

【日本】

名和田我空(前10)

道脇豊(前23)

高岡伶颯(後29)

【オーストラリア】

ネストリー・イランクンダ(後17)

◆U-17日本代表メンバー

GK

後藤亘(FC東京U-18)

DF

柴田翔太郎(川崎フロンターレU-18)

本多康太郎(湘南ベルマーレU-18)

永野修都(FC東京U-18)

→93分 土屋櫂大(川崎フロンターレU-18)

小杉啓太(湘南ベルマーレU-18)

MF

佐藤龍之介(FC東京U-18)

山本丈偉(東京ヴェルディユース)

→68分 矢田龍之介(清水エスパルスユース)

中島洋太朗(サンフレッチェ広島ユース)

吉永夢希(神村学園高等部)

→83分 川村楽人(東京ヴェルディユース)

FW

道脇豊(ロアッソ熊本)

名和田我空(神村学園高等部)

→68分 高岡伶颯(日章学園高校)

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