栃木労働局が宇都宮市内の建設現場をパトロール 安全対策や熱中症予防の対策などをチェック

 労働災害の防止を呼び掛ける厚生労働省の全国安全週間が始まるのを前に、栃木労働局は26日、宇都宮市の建設現場をパトロールしました。

 このパトロールは来月(7月)1日から7日の全国安全週間向けて行われたもので、栃木労働局の奥村英輝局長が、新しい校舎を建設している宇都宮短期大学附属高校の工事現場を訪れました。

 パトロールは建設業だけでなく、様々な分野での労働災害を防ぐため20年ほど前から行われています。

 奥村局長は、事故を防ぐための安全対策だけでなく暑さが厳しくなる季節に向けて熱中症予防の対策などを細かくチェックしていました。

 栃木労働局によりますと、県内の建設業では去年、226件の労働災害があり6人が命を落としています。

 安全週間の期間中は、労働災害の未然防止に向けた取り組みの強化を呼びかけるということです。

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