習志野市 踏切で倒れていた女性を救出 男性に感謝状

習志野市 踏切で倒れていた女性を救出 男性に感謝状

 千葉県習志野市内の踏切で倒れていた高齢女性を救出して命を救ったとして、埼玉県在住の男性に消防から感謝状が贈られました。

 感謝状が贈られたのは埼玉県川口市在住の会社員、新井秀人さんです。

 新井さんは2023年4月、仕事でたまたま通りかかった習志野市谷津の京成線の踏切で、80代の女性が転倒して動けなくなっているのを見つけ、踏切の警報音が鳴り遮断機が下りている状況の中、危険をかえりみずに女性を背中から抱えて安全な場所へ移し、119番通報しました。

 女性は転倒した際の軽傷だけで済んだということです。

 習志野市消防本部の廣瀬義嗣消防長は「迅速に救助するとともに119番通報を行えたことは、日ごろから高い意識を持っている証し」と新井さんの勇気ある行動を称えました。

新井秀人さん
「突然のことで何の意識もなく、ただ助けなければと踏切から人を出さなければと無我夢中だった。後から思うと自分の親と似たような年齢の方だったので助かって良かった」

© 千葉テレビ放送株式会社