ケシエにもサウジアラビア行きの可能性? アル・アハリが年俸47億円を提示か

[写真:Getty Images]

バルセロナのコートジボワール代表MFフランク・ケシエ(26)に対して、サウジアラビアのクラブが関心を示しているようだ。

元フランス代表FWカリム・ベンゼマとフランス代表MFエンゴロ・カンテ(32)がアル・イテハドに、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(32)、ポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(26)がアル・ヒラルに加入するなど、ビッグネームの参戦が相次ぐサウジ・プロフェッショナルリーグ。ブラジル代表FWロベルト・フィルミノ(31)やセネガル代表GKエドゥアール・メンディ(31)らのサウジ参戦も間近に迫るなど、今夏の移籍市場で話題を提供し続けている。

そんな中で、スペイン『ムンド・デポルティーボ』によると、ケシエに対してもサウジアラビアのアル・アハリが関心を示しているとのことだ。コートジボワール代表MFには年俸3000万ユーロ(約47億2000万円)の3年契約を提示し、説得に動いているという。

財政難に苦しむバルセロナも、加入以来期待していたほどのパフォーマンスは発揮できていないケシエの売却にはオープンな模様。選手との契約は2026年まで残っているものの、高額な移籍金を提示されれば応じる構えのようだ。

ただし、現在のところケシエの最優先はバルセロナ残留とのこと。家族ともどもバルセロナでの生活に満足しており、仮に移籍するとしてもプレミアリーグやブンデスリーガへの挑戦を希望すると見られている。一方で、バルセロナが構想外を突き付けた場合は、選手が心変わりする可能性もあるだろう。

ケシエは2022年夏にミランを退団し、フリーでバルセロナに加入。即戦力としての期待が寄せられていたが、チームスタイルへのフィットに苦戦すると、ラ・リーガでの先発はわずか7試合に終わる不本意なシーズンを送った。

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